2008年3月7日金曜日

PIC 互換マイコン verilogソース

ここにはPICマイコンの互換と称してVerilogソースを作成し、公開している方がいます。

1999/CQ トランジスタ技術で公開されたものらしいぃ 知りませんでした。
(CQ出版社からはすでにサーバが閉鎖されているようです、Googleキャッシュからは辿れますね)

.zipを解凍して見てみると、まあ実に可愛らしいcpuです。
「PIC16C57互換です」
とマニュアルにもありますが、ダウンロードしたファイル名は`risc8.zip`とあり、8bit RISCであることが判ります。

risc8.jpegにブロック図があります。



また、ここには、フリーのVerlog用コードカバレージ・ツールが公開されています。IcarusVerilogといい、フリーのVerilog関連ツールってあるのねぇ

RTLソースを眺めてみると、本当に単相設計になってます。PICの教科書的な電気工作の本には、PICの内部動作の説明として、システムクロックを4回に分けて使っている様子が書かれていますが、どちらが本当の内部動作なのか、はたまた、どちらの表現も本当のことを示しているのか、私には判断が付きません。

それにしても、CPUのソースコードを眺めるのは楽しいものですねぇ。自分が考えるCPUと、他人が考え出すCPUはとっても似ていて、「人は違うようで似通ったことを考えるもんだぁ」と改めえ、感慨深くなるのです。