2008年2月26日火曜日

TD4.v 3段パイプランのブロック図





これらがブロック図と波形になります。特に3段パイプラインは難しいなぁって感じですが、一番難しいのは本当に正しい3段パイプ動作をしているのか、つまりは検証の網羅性を立証することではないでしょうか。
今回設計してみたTD4の3段パイプライン版は一応それらしく動いています。が、本当の意味でBUGが無い、なんて決して口に出しては言えません。(かつて技術者の後輩が「自分のプログラムにはBUGがありません」と言い切ったことがありましたが、「BUGの無いプログラムであることを証明できますか?」と聞き返したくなったのを覚えています)

検証技術はソフトウェアに比較して並列動作である分高度なものが要求されますよね。なのでソフトウェア以上にコードを良く見る、つまりはコードインスペクションが大切であると思います。また、デザインレビューが重要で、他人の目を通して自分の設計を見ることが非常に役に立ちます。これも、ひとえに、「BUGが無いことを立証することが出来ない」ことに寄ります。

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