2008年1月12日土曜日

ターミナル(1) rxvt 非X版

ターミナルとしても選択肢は広いような狭いような。
Windows上で使用するテキストターミナルの話です。

cmd(コマンドプ ロンプト)では話になりマシェ~ん。「すけすけターミナル」にあこがれますねぇ~背景が透けて見えるやつです。Enlightment をつかったカッコイイデスクトップのスクリーンショットがWebのあちこちに掲載されてます。ちょっと未来的な想像を掻き立ててくれます。理想のターミナ ルへの探索。

cygwinのbash
cygwinのrxvt.exe

Cygwin インストールが必要になります。まあbashは当たり前なので割愛。画面サイズが自由に変えられないので選択肢外です。rxvtはcygwin1.dll さえあれば動くので、bashから立ち上げではなくて、非X Windowモードでrxvtを使うことができます。一応「すけすけ」も実現できます。非X Windowモードって、ようするにbashを立ち上げずにエクスプローラからバイナリを直接クリックっです。

「すけすけ」設定は、cmdで
rxvt -xrm '*inheritPixmap=true'
!これでWindowsの背景画像の一部がターミナルの背景になります。単にターミナルの背景画像をWindowsのものと同じに指定して立ち上げたときとは全然見た目が異なりますから、ちょっと感動できますねぇ。
cygwinを入れた場所に依存しますが、バッチファイルは、
@echo off
C:\cygwin\bin\rxvt.exe -bg black -fg white -xrm '*inheritPixmap=true' -e /usr/bin/bash
でしょうか、上は私の例。
-fgで選ぶ色は「すけすけ」ターミナルの場合重要です。Windowsの背景が黒っぽいとまるで文字が見えなくなりますので、白っぽい-fgとしますね。逆もあります。

で、rxvtを起動して自分自身のWindowsにLoginしてみます。
$telnet 127.0.0.1
$ telnet 127.0.0.1
Trying 127.0.0.1...
Connected to 127.0.0.1.
Escape character is '^]'.

Server allows NTLM authentication only
Server has closed connection
Connection closed by foreign host.
$
と 「接続不可」応答が返ってきます。がポート25へ接続を試みたことは確認できます(本当に自分のPCに接続したいならここを参考に telnetdの設定を変更しましょう)。後はお仕事するマシーンへ接続すれば本業に移れます。

非X-Windowで動けるものはCygwinのバイナリの中にいくつもあるでしょうから、試してみても面白いでしょう。私はやってませんが、かたっぱしからクリックしてみて何が起こるのかなぁってことです。

で もCygwinのインストールは必要になりそうですから、結局はPC X WindowとMS-Windowsの両方がPC上にあることになります。なんか無駄に感じますねぇ。cygwin1.dll無しで(または含んでしまう ような)rxvt.exeもどこかにあるのでしょうが(簡単なことなのですが)。

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