2008年1月22日火曜日

日本語エディタ ng

ここで開発されている軽量版emacs風日本語エディタ。

「Ngとは、Nihongo micro Gnu emacsの略であり、決してNo Goodの略ではありません。一言でいうと、NgはGNU Emacsライクな小型日本語エディタです。 Ngは、吉田さんによって、1990年ごろ、 mg(micro GNU Emacs/これもmicro Emacsの改良版です)を改造する形で作られました。その後、多くの人達の協力によって、 Ng 1.3.1(最後の公式版)/1.3L(最も多く使われている版)まで改良、バージョンアップされました。その後、マシンパワーの増大、Demacsの登場、MS-DOS/Human68kの衰退等によって、 Ngが使われる機会は少なくなり、開発も下火になりました。

しかし、中にはNgを使い続ける輩(私もその一人です)もおり、そのような人達によって、便利な非公式パッチや、新しいOSへの移植などが作られました。
私もこれらのパッチを当てたり、自分でソースをいじったりしていました。
自分のためにNgに手をいれていく内に、Ng 1.3Lより便利になって(自画自賛)、新たな機種にも対応したので(私の力ではありませんが)、 Ngの新たなバージョンとして公開する事にしました。」とあります。

Emacs嫌いの私、その理由は「なんせ重いのよぉ」なのとCRTL押し続けたくない、のと、lispが嫌い、なことですぅ。で、軽量Emacsモドキのngです。日本語エディタとして目に付くのは、Emacsやvim、ne、そしてこのngなど、このくらいでしょうかぁ。vimを日本語エディタとして使わないのは、viは英語圏に最適化されている、つまり単語の区切りはスペースだっつーことを最大限利用したキーマップやコマンド体系になっているように感じられるから。これを日本語みたいに単語の区切りがハッキリしない言語へ適用してもメリットはあんまり無いっと思うぅ。「日本語」を扱う観点から考えるとなにもviでなくても良い。neを長らく使ってきたが、なにせ最大の欠点が「コピペで段落が乱れてしまう」ってことです。これは辛い。で、ngなワケです。

私C-xをscreenのプレフィックスに使っちゃってます:-P
で、コマンド・プレフィックスをC-rへ変更。C-zは「Ng をサスペンドするには、C-z をタイプします」なのですが、screenの元ではサスペンドはまず使いませんし、私はよくUndoと勘違いします。

makeは至って簡単で、linux用は、ln -s sys/sysv/Makefile .;make で完成し設定ファイルを cp dot.ng ~/.ng で置いておきます。

プレフィックス文字をCTRL-x から CTRL-rに変更するため、~/.ngへ下記を追加します。

(global-set-key "\^r" "c-x prefix")

ふぅ~、Emacsのlispとちょっと似ていますが、マニュアルが見当たらないので一苦労です。起動すると、おっ、コピペもバッチリ:-)

ne同様、ngって名前、短すぎますねぇ、ググるとノイズがひどい。

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