2008年1月12日土曜日

w3m

telnet先で動作させるページャ w3m。

w3mは「www(w3)を見る(m)」から命名されたそうです。ページャとしてhtmlを見る着想はとっても面白いです。xlsやらwordやらをhtmlへ変換して、見れるところだけw3mで見る、なんてことも出来ます。
lessがhtmlフォーマッティングをサポートした感覚です。

ここで開発されています。

ググればたくさんの情報が得られます。
ここ では、WordやExcelをw3mと絡めて表示させるヒントがあります。(って私のページですけど:0) xlHtml, pptHtml,wvHtml等など

w3mの~/.w3m/mailcapでエントリを追加することでw3mはリンク先のアドレスを判定して、対応するプログラムを呼び出すようになります。

こ れでMS-Officeが不要になるわけもありませんね、だってMS-Officeの文書には画像やらグラフやら、テキストベースではない表現が沢山入っ ていますし、第一ファイルの文字部分だけが見えるだけで編集は出来ません。だからlinux側で全てを完結するのは困難だと思えます。

しかし、大切なのはw3mがリンク先のファイルをテンポラリ場所へ保存してくれて、そのパスを外部プログラムへ渡してくれることですね。この機能を利用して、ファイルをftpでPCへ飛ばし、PC側で表示することが簡単に出来るわけです。
こ のブログにもあるような( ②linux側のftpクライアントスクリプト)ものを~/.w3m/mailcapに指定しておけば、w3mでpdfを見よ うとすると、ローカルにセーブされたファイルがPCへftp転送されて、PC上のAcrobatで表示される仕組みが簡単に作れる。たとえば、

application/* ②linux側のftpクライアントスクリプト %s

み たいなエントリを~/.w3m/mailcapに書き込めば良い。勿論PC側ではちょっと特別なftpd( ①PC側のftpdサーバスクリプト)を立ち上 げておく必要があるがぁ。上のエントリ で/*とあるのは強力だろう?だってPCで表示できそうなものは全てPCで表示するってわけだから。「だったらWebページもw3mではなく、PCで見れ ば?」とは考えないでほしいっ。PCで見る必要がないページはw3mで十分だと`私`は思っているから。。。

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